ちょくろわのチラシの裏

好きな時に好きな事くっちゃべるかもしれない

【ネタバレ】スーパーヒーロー戦記のはなし

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これだけ見たらオールライダー対大ショッカーの特典みたいだなぁ

 

スーパーヒーロー戦記の感想を色々書きだしました。やっとブログらしい使い方

 

おもいっくそ内容に触れたやつなので今のうちにリンクで表示される分の文字数を稼いでます

いった?

もう大丈夫?

大丈夫っぽいね?じゃあもういいでしょう

 

 

 

 

・おーーーーもしろかったな〜!!!!!!!!!!

めっちゃくちゃ春映画。なんかいっぱい出てきてヒーロー一人一人が全然知らん声で喋り出す。隠すつもりのない春映画だったけど、そういう戦隊ライダーどっちも出るコラボ映画では今作が一番面白かった。断言します、一番面白かった

ただやっぱり「良くも悪くも」春映画なので少し不満だった箇所もあったかなぁ。戦闘シーンとかはちょっと地味だったし

 

・イメージ的には「平ジェネFOREVER」に近い

仮面ライダー」と「スーパー戦隊」の二つをメタ的な視点で、ヒーローとしての存在意義を問う。という大枠の部分は「平成ジェネレーションズFOREVER」を思い出した。この作品は平ジェネみたいに平成ライダーを応援してきた視聴者側ではなく、石ノ森章太郎先生自身に焦点を当てた作品だから厳密には違うけれどそんな印象。ちょくろわさんこういう話が一番好きよ。

 

・レジェンド客演はなんだかんだうれしい

過去作のキャストさんが出るのは何度やっても盛り上がる。いいもの。最近過去の戦隊やライダーのキャストさんが最新作の役として出る〜みたいなパターンが結構鉄板になってきてるけど(セイバーで言うと先代の水の剣士やマスターロゴスやバハトがそう)それはそれで盛り上がるけど、やっぱり同じキャストでも役は役だし、当時のキャラを演じてくださることにプレミア感があるんだなぁ。

 

・ゼンカイジャーが大人しい

大人しい(当社比)

コミカルでキャラの個性が強いところは変わらず愉快全開だったけど、Twitterでよく話題になるようないつものトンチキさはさほどなかったかも。ゼンカイジャーの真っ当にヒーローものとして面白いところを抽出したもの。

 

・禁書のガワにこだわりを感じる

(知ってる定で話す)アガスティアベースに収納されてる本(仮面ライダーと戦隊の物語)のガワ。戦隊はほぼ同じサイズやページ数、同じフォーマットで整頓されているのに対して仮面ライダーは本のサイズや厚さや何もかも作品事にごっちゃごちゃで作品順に収納されている所。Over Quartzerじゃん。あの映画を踏襲していて好きです。凸凹で石ころだらけの道である。とはいっても平成だけごちゃごちゃしてるわけじゃないし『真・仮面ライダー序章』が悲しい程薄い。別にでこぼこなのは平成だけじゃないだぞというメッセージを感じた。

聞いてるかバールクス

 

・電王はひたすら電王

西遊記の世界に飛ばされようと主役がゼンカイジャーとセイバーだろうとイマジンが4人出てくると途端に作品を電王に塗り変えてしまう。散々映画出しまくった上でお祭りで参上してもうくどいくらい見慣れてきても、この4人独特の作風、やりとりはなんだかんだいっても安心する。集合映画と言えば電王だよね。

はちゃめちゃな4人とゼンカイな介人くんに挟まれた倫太郎くんがちょっと不憫

 

・グランドジオウは強かった

久々の奥野さんの演じるジオウの、しかもグランドジオウでの再登場は激熱すぎる~~~~グランドジオウすき~~!!!!久々です。スピンオフとかないので

色んな仮面ライダーと戦隊が登場している中で何でこの人だけはフォーム違いの、しかも最終形態(※玩具の発売時期の意味で最終形態です。)で出てきたのかはいまいちピンときてないけど、仮面ライダーと戦隊がいっせいに登場するクライマックスに先駆けて平成ライダー全部乗せが来るのは贅沢。前菜が焼肉だったような贅沢

召喚したライダーもディケイドアーマーのフォームチェンジ先という共通点を持たせてたりしててわかる人だからニヤニヤしてしちゃう。またスピンオフとかで新作やってほしいなジオウ...ディケイドVSジオウってなんだい?

 

・心からの笑顔を見せてくれよ!!!!

こっちは久しぶりな気がする(だけ)のゼロワンこと或人社長の登場の第一声。初対面の相手に向ける最初の言葉それ????とか思うけどキャラらしいと言えばキャラらしいよね。そういえば今回一度も夢って言ってない

このシーン、予告の時点で映っていたけど人選がとても粋。「変身する秘書のアンドロイド」の「ギャグの意味を理解して説明する描写」と客演こそしてはいないとはいえイズを意識したシーンを入れてくれたのがすごい愛~~~こういう作品の枠を超えたシーンもコラボならでは。こういうのがもっとみたいのこういうの~~

 

・ちょっとこじゃれてる本のチョイス

八剣伝の世界でそれぞれのキャラクターが持っていた本が何かしら(こじつけかもしれない)持ち主と共通点のある作品だったのが粋だったなぁ

確かドギーさん(デカレンジャー)は同期のブレイドの本、ショウ指令(リュウコマンダー)は龍騎だったり。確かジュランはJの本だったと思う。ジュランとJの共通点ってなんだろ?巨大化?

 

 

・名乗りっていいね~~~~

セイバー、つまり仮面ライダーの貴重な名乗りのシーン!番組開始当初「セイバーなんか戦隊っぽいな~」って思ってた気がするけど、まさかコラボをいいことに本当に名乗りのカットをするとは思わなかったし「○○の剣士」という共通の劇中における呼称があるおかげでかなり様になっている。あれのためにまた観ようかな

 

・BGMの力って偉大

当然セイバーに続いてゼンカイジャーも名乗ったわけだけど

なんかすごい泣いちゃった。レジェンドキャストでもなんでもなく現行の作品のいつもテレビで見ている名乗りなのに泣いちゃった。多分BGMのせい。何を隠そうゼンカイジャーの古臭さの混ざったヒロイックなBGMが大好きだから。こういう風に好きな音楽を劇場の音響で聴けるのは映画故のアドだと思います。多分心理的にはアイマスのライブと同じやつ

 

 

・タイムジャッカーの方?

敵であるアスモデウスは石ノ森先生の創作意欲を散らして仮面ライダースーパー戦隊を消そうとしてくる強敵。やり方は違うとはいえやっぱりすごい既視感。セイバーにあまり必要としないとことか如何にもこの映画のために作りましたとでもいうような設定で面白い

そんなアスモデウスさん、アキバレンジャーギアを使った後急に「章太郎の書いてないライダーや戦隊は二次創作!オワコン!」とかよくナニナニプロのナニナニマンで見る感じの批判を言い出す。何故こうメタ的な視点からやっつけようとしてくる敵は毎度クセが強いのだろうね

表現が直球すぎてパワーワードっぽくはないかなぁとか考えたけど、もしかしたらそういう言葉を選んだのも非公認戦隊の人たちの力なのかもしれない。違う??

 

仮面ライダーセイバースーパーヒーロー戦記(ややこしい)

これのスーツ闘魂ブーストの色塗り替えたやつじゃん

 

藤岡弘、さんやっぱりすごくかっこいい

最後の章太郎先生と本郷さんの対面のシーン。猛烈に泣いちゃった。すごい泣いた。

演じているのは鈴木福さんであって章太郎先生自身ではない、代弁をするような形ではあったけど、そうはいってもこの物語においては福さん演じる人物は紛れもなく「すでに死んでしまった章太郎先生ご自身」として立っているわけで、章太郎先生に生み出された、これから先半世紀にわたって形を変えて愛されていくヒーロー、その元祖が感謝を送るというシチュエーションはグッと来た。見方を変えると藤岡弘、さんが章太郎先生に送りたかった言葉とも取れる。どっちとも取れる。という所が藤岡さん自身、現実でも物語でも永遠の「仮面ライダー」である証明なのかもしれない。念入りに言うけどめっちゃ泣いた

 

・主題歌めっちゃすき

 

 

・終わったと思ったらリバイスが始まった

体感一時間でスーパーヒーロー戦記が終わって「早かったな~~~」と思っていたらまさかの仮面ライダーバイスがさっき先行公開で出てきたのに再登場。本当にまさかまさかすぎる。大型のサプライズってこういうことか.....

 

・変身の演出がめちゃめちゃいい

今回の変身アイテムはどうやら「スタンプ」らしく、変身中にそれにLINEのスタンプを掛けたトーク画面が表示されてポーズの裏で相棒のバイスとコミュニケーションを取る演出。めちゃくちゃ現代的でイかしてるじゃない!!!!!!!好きだ!!!!!!!!!!!!!!!個人的に凄く期待値がかかったシーンでした

 

・今年はやっぱり周年イヤーなの?なフォームチェンジ

今年は仮面ライダー50周年、その記念映画が今回のスーパーヒーロー戦記だったけど、どうやらリバイスも周年にちなんだ記念ライダーなようで、実際リバイスのベルトにも「50」と数字が書いてある。いや他ライダーと絡む訳でもないのに堂々と50って書いてあるのはどうなの?とか考えてたら.....まさかとは思ったけど今年のフォームチェンジは「動物(もしかしたら古代の生き物?)」と「仮面ライダー」がモチーフっぽい模様。観た人はわかるはずそうリバイスの最初のフォームチェンジがディケイドだったんだ!!!!!!声出そうになった。

レジェンドの力といえば直近でもう2年空くとはいえジオウで見たものだけど、なんだかんだ言って好きだしおもちゃが欲しくなるなぁ。そこに動物のモチーフも足してる事で普通のフォームチェンジとして成立するようにしてるのも上手いな~~~~

 

以上!

賢人くんとルナのカットとか万力とかもっと書けることはいっぱいあるにはあるけど、これ以上長引くと他にすることが優先できなくなるからこの辺にしておきます。

お祭りらしくて楽しい映画でした。毎年はやらなくていいからたまにやってください東映さん。

 

 

 

 

 

次こそはアイマスの話します